物忘れの種類と原因のコンテンツ
物忘れの種類、原因は様々です。海馬や前頭葉の衰えが原因で起こる物忘れや、脳梗塞が原因で起こる物忘れ、妊娠中・産後の女性に一時的に起こる物忘れなどがあります。この機会に是非知ってください。
物忘れの種類
物忘れは、「病的な物忘れ」と「生理的な物忘れ」という二種類に分ける事ができます。例えば、食事をしたこと自体を忘れてしまう場合は「病的な物忘れ」、食事をしたことは覚えているが、何を食べたかを忘れてしまった場合は「生理的な物忘れ」になります。
認知症と物忘れ
認知症と物忘れには密接な関係があります。
最近、物忘れが激しくなってきたと感じたら、まずは認知症の疑いがあるかどうかを調べてみてください。例えば、代表的な症状が「食事をした事を忘れる」「同じ質問を繰り返す」「日付がわからない」「好きだったものに無関心になる」などです。
アルツハイマーと物忘れ
物忘れは放っておくとアルツハイマー型認知症になる可能性が高いと言われています。
驚くべき事は、アルツハイマー型認知症の予備軍とされている方が、お年寄りだけでなく、40〜50代の働き盛りの方にも非常に多いという点です。
うつ病と物忘れ
うつ病になると、物忘れが激しくなると言われています。実際にネットで検索をしてみると、うつ病による物忘れに悩まされている方はたくさんいらっしゃるようです。
うつ病になると、食欲が無くなる・眠れない・疲れやすくなる・気力がなくなる・集中力や思考力が低下する、などの症状が出ます。
不眠と物忘れ
不眠の人は、そうでない人に比べて物忘れが多いと言われています。
物忘れの原因として「海馬の衰え」が挙げられます。海馬とは、脳の大脳辺縁系に存在する、記憶を司る部分です。海馬とは、タツノオトシゴの別名で、脳の記憶を司る部分がタツノオトシゴに似ている事からそう呼ばれています。
脳梗塞と物忘れ
脳梗塞の物忘れと、アルツハイマーの物忘れでは、物忘れの種類が違います。
アルツハイマー型認知症は、脳の萎縮が原因で物忘れが起こります。最初のうちは軽い物忘れから始まり、時間を掛けて少しずつ進行していきます。アルツハイマー型認知症になる直接的な原因は未だに良く分かっていません。
妊娠中・産後の物忘れ
妊娠中は物忘れがひどくなるという話を良く聞きます。そしてその物忘れは出産後1年近く続くと言われています。今回は、妊娠中・産後の物忘れについて書きたいと思います。
せん妄による物忘れ
物忘れの症状を呈するもののひとつに、せん妄があります。せん妄とは、発熱や下痢による脱水や薬の影響などから、物忘れや意識混濁、興奮、幻覚や錯覚が起こるもので、高齢者によく見られます。
仮性認知症
中年〜高齢者の方がうつ病にかかると、加齢による物忘れにうつ病の影響が重なり、物忘れがひどくなってしまうことがあります。これは本来認知症とは全く異なるものの、一見認知症のように思われることから、仮性認知症と呼ばれています。
健忘症は『健やかな物忘れ?』
健忘症。物忘れがある状態を表す際に、よく使われる言葉のひとつです。人や物の名前が出てこず、「私、健忘症かしら。困ったものだわ・・・」と苦笑した経験をお持ちの方も多いはず。
一過性全健忘
一過性全健忘。一時的な記憶障害が起きる病気で、中高年世代に発症します。
ストレスと物忘れのお話
心身両面に、多くの不調をもたらすストレス。実は物忘れも、ストレスから来ていることがあるのです。ここではストレスと物忘れの関わりについて、見て参りましょう。
物忘れとみょうがのお話
さて、物忘れといえば、日本には有名な言い伝えがありますね。「みょうがを食べると忘れっぽくなる」「みょうがを食べると馬鹿になる」というもので、地方によって多少言い回しが異なるものの、幅広い世代に浸透しています。
子供の物忘れ
物忘れといえば成人の悩み、特に中高年層に多いというイメージがありますね。しかし、子供も意外と忘れっぽいもの。特に幼児期から小学校低学年頃は、「うちの子、大丈夫かしら?」と心配になる親御さんが多いようです。
物忘れと生活習慣
ここでは、物忘れと生活習慣の関わりについて、紹介していきたいと思います。「最近物忘れが多いかも・・・」と気になっている方は、ご自分の生活習慣のチェックも兼ねて、読んでみてくださいね。