海馬の強化で物忘れ対策

最近物忘れが激しい。
食べたものが思い出せない。
人の名前が思い出せない。

物忘れには色々あります。

その原因として考えられているのが脳の「海馬」の衰えです。海馬は、脳の中の一時記憶を司る部分で、この海馬が何らかの原因によって衰える事によって物忘れが多発するようになります。

海馬はストレスや不眠などによって結構簡単に衰えます。そして、その衰えた状態のままにしておくと、認知症になってしまう可能性も少なくありません。

つまり、物忘れが多発したら、海馬の働きを活性化させる事が重要になってきます。

では、海馬を活性化させる為にはどうすれば良いかというと、海馬を使うトレーニングをしてあげれば良いのです。

人間の脳は、本を読んだり風景を見たりすると刺激を受けます。

「刺激?ならばたくさん本を読んだり風景を見たりすれば良いの?」

と考えがちですが、情報を脳に入れただけではそれほど脳に刺激は与えられません。重要なのは、頭に入れた情報を整理して、外に出す作業です。

ではどうするかというと、簡単なのは「日記をつける」方法です。

日記をつけるには、その日にあった事を思い出す作業が必要になってきます。この思い出す作業が重要なのです。日記に慣れてきたら、更に海馬を鍛える意味で、一日遅れで日記をつけると良いでしょう。一日遅れで日記をつけることによって、より思い出すのが難しくなり、頭を使います。

日記を書く際は、時系列順に、なるべく細かく書きましょう。

海馬のトレーニングを続ければ、少しずつ物忘れが改善に向かう事でしょう。