物忘れと生活習慣

ここでは、物忘れと生活習慣の関わりについて、紹介していきたいと思います。「最近物忘れが多いかも・・・」と気になっている方は、ご自分の生活習慣のチェックも兼ねて、読んでみてくださいね。

まずは「脳を使う」という観点から、生活習慣を見てみましょう。

誰しも、人や物の名前、言葉の言い回しなどが分からなくなり、「あ、あれ何だっけ」と戸惑うことがあります。そんな時、すぐに人に尋ねたり、インターネットで検索したりしていませんか?自分で思い出そうとしないと、脳神経が怠けてしまい、どんどん忘れっぽい人になってしまいます。

急を要する事態なら仕方がありませんが、そうでなければ自分で思い出す努力をしましょう。ちょっと立ち止まって、「ああだったか?いやこうだったか?」と脳を働かせましょう。

さらに、食事や運動といった基本的な生活習慣も大変重要です。栄養の偏りや運動不足は神経の働きを鈍らせ、物忘れの起こりやすい土壌を作ってしまうと言われています。食事は規則正しく、バランスの取れたものを過不足なく摂ることが大切です。

また、ストレスは集中力の低下を招き、物忘れを引き起こすことが知られていますが、軽い有酸素運動はストレスの解消に効果的です。生活習慣として、ウォーキングなどの有酸素運動を取り入れられると良いですね。

ストレッチもお勧めです。体がほぐれ、筋肉がリラックスすると、脳に良い影響があると言われています。なるべく色々なストレッチを組み合わせて、全身の筋肉をほぐしていきましょう。